SOASについて

私が留学している、SOAS University of Londonについて。

アジア・アフリカ・中東研究を専門とする機関で、University College LondonやKings College Londonなども属するロンドン大学群の一校。学部生・院生含めて約5~6,000人が在籍しており、半数近くが英国外からの学生です。

SOASはもともとSchool of Oriental and African Studiesの略でしたが、’Oriental’がオリエンタリズムの考えに基づいているという批判から、近年はただ’SOAS’と称しています。

ラッセルスクエア駅が最寄りで、近くには大英博物館大英図書館も。

 

  • 学部構成

Arts & Humanities (歴史・美術・考古学・音楽・宗教・哲学・文化人類学社会学など)
Languages & Cultures (アジア・アフリカ・中東の言語と文化など)
Law & Social Sciences (法・開発・政治・国際関係・経済・経営など)

 

  • 授業

 交換留学生は、学部学科に関わらず授業を履修できます。ただ、人数制限があったり、教授の許可を要したりする授業も。中上級の言語クラスでは、テストを受けてから履修できる授業もありました。

またそれぞれの授業も、アジア・アフリカ・中東に関するものが多いです。例えば、政治といってもイギリスの政治ではなく、南アジアの政治、中国の政治、中東の政治・・・など。

ほとんどの授業がLectureとTutorialがセットになっています。Lecutureは大教室で行われることがほとんど。一方Tutorialは10~15人ずつのクラスに分かれ、Lecutureで学んだことについて質問、議論する時間です。

 

  • 学期

Term 1(10月~12月)

5週間 授業

1週間 Reading Week(授業が休みになり、予習や復習をする期間。旅行や帰省をする学生も多い)

5週間 授業

3週間 クリスマス&年末年始休暇

 

Term 2(1月~3月)

5週間 授業

1週間 Reading Week

5週間 授業

 

Term 3(4~6月)

試験期間

 

  • 図書館

9:00~23:30まで開いており、夜遅くまで勉強する学生が多いです。アジア・アフリカ・中東の専門書が集まっており、英国の研究図書館(UK National Research Library)でもあります。

f:id:en97:20181231083155j:plain

SOAS図書館

しかし今月(2018年12月)、スタッフの25%削減が発表されてしまいました。予算削減のためだそうです・・・。

ただ、この状況に対してすぐにキャンペーンが行われるのがSOASらしいところ。労働問題や環境問題など、社会の課題に対して活発な学生が多く、キャンペーンが始まって3週間ほどで5000人の署名に達しています!

 

Pre-Sessional

2018年8月末から、4週間のPre-Sessional (プレセッショナル)を受講していました。

Pre-Sessional: SOASでのターム(メインコース)が始まる前に、エッセイの書き方、講義の受け方、ディスカッションやプレゼンテーションの仕方を学ぶコース。特に、エッセイの書き方=Academic Writing に重きが置かれている。

 


なぜPre-Sessionalに参加したのか?

 

1.IELTSのスコア未達
IELTSの成績によって、Pre-Sessional 無し/4weeks/8weeks/12weeks、などと留学要件が変わります。私は、Overall6.5, L5.5, R7.0, W6.0, S7.0と偏りがありListening が足りなかったので、4weeksのPre-Sessional を受講。

2.Academic Writing の書き方を学習
今までAcademic Writing を本格的に書いたことがなかったので、しっかり鍛えるために。タームに入ると、ほとんどの授業で2~4000 words のエッセイ×2(中間・期末)が課されるそう。

3.ロンドンに慣れること
英国、ロンドン、SOAS、寮生活に慣れておくことも大きな目的。いきなりタームが始まったら、日常生活と大学生活をいきなりスタートさせなきゃいけません。Pre-Sessional 中は、タームよりは比較的時間に余裕があるので、安いスーパーや日用品店探し、ちょっとした観光なんかも!



実際に参加してみて(午前クラス)

 

午前のクラスは、Academic Writing のクラス。ファイナルエッセイの提出に向けて、Academic Writing の様々なルールを学びます。クラスメイトの出身は、中国4人、イタリア3(途中まで4)人、日本3人、台湾1人、モロッコ1人でした。

このクラスで一番学びが大きかったのは、エッセイの構造について。

英語のエッセイは、構造(イントロダクション、各パラグラフ、結論)が決まっています。各パラグラフの中の、著者の主張・反論・反駁・具体例etcの役割も然り。

エッセイの構造を学んだことで、英語の文献の読み方も激変しました。今までは最初の文章から一文ずつ読んでたけど、以前よりも効率よく、「このパラグラフで言いたいことは何なのか?」が理解できるように!



実際に参加してみて(午後クラス)

 

午後のクラスは、Discussion とPresentation。最後にファイナルプレゼンが課されます。クラスメイトは、日本出身が4人、イタリア2人、中国1人、ブルキナファソ1人、韓国1人、タイ1人。

タームの専攻・希望によって、Development/Politics/Culture/Art/Business などのクラスに分かれ、各トピックを題材にしながらDiscussion やPresentation のやり方を学びます。私はDevelopment を選んだのだけど、クラス10人中、学部交換留学生が2人、学部生が1人、あとの7人は院生。社会人経験のある院生も多く、彼らの議論には強い説得力がありました。



成績はいかに

 

ファイナルエッセイ・プレゼンは、成績40%以上が合格。合格したらタームに進めます。日本の大学の成績基準はだいたい60%で合格なので、40%を低いと感じるかもしれません。でも、最初に先生が『80%以上とる学生はほぼいない。成績評価は厳しい』っておっしゃっていて、実際にそうでした。。。

私の成績は、エッセイが72%。先生に、『クラスで一番良い成績。めっちゃ頑張ったね!』て言われて、これはかなり嬉しかった!図書館にこもって、参考文献を読み込み、考え、授業で学んだことを復習しまくったかいがありました。

一方、プレゼンはというと、59%。先生と一対一のチュートリアルで、『最初のプレゼンから比べると、ずいぶん良くなったね』と褒められたけど、Q&Aタイムにも強くなる必要がありそう。(チュートリアル:弱点や強化ポイントを話し合う時間。エッセイ・プレゼンともにありました)



Pre-Sessional、受けて正解だった

 

特にAcademic Writing に関しては、何の知識・経験もないままタームを始めていたら、と想像すると怖くなります。それくらい価値のある内容でした。

文章の構造、エッセイならではの単語、フレーズ、厳密な引用(citation)のルール、参考文献(Bibliography/Reference)の書き方・・・。

Pre-Sessional、受けて大正解でした!

ロンドンからパリへ、夜行バスと船で行ってきた

授業が休講になり、金曜日が1日オフになったため、思いついてひとりパリへ行ってきました!

Ouibusというサイトで予約しました。National Expressからも予約できます。

値段は、曜日や時間帯によっても変わるので、要チェックです!片道£12の日もあります。

 

 

旅程

木曜 20:00

授業が終わってから、バスが発着するVicroria Stationへ。Victoria Stationは地下鉄のzone 1にあります。

 

21:00

Victoriaのバス発着所から出発します。乗るにはスマホで予約票を見せるだけ。座席では充電もできます。ロンドンを出発!

f:id:en97:20181030071918j:plain

発着所の様子。

 

23:30

ドーバーに到着。イギリス出国&フランス入国手続きの両方をドーバーで行います。

パスポートを忘れぬよう!

f:id:en97:20181030071857j:plain

ドーバー

 

金曜 0:00

バスごと船に乗り込み、出航!

海上を移動中は、バスを降り、船の設備の中で過ごします。

f:id:en97:20181030073226j:plain船の中から、フランスがぼんやり見えてきました。

 

3:00(以下フランス時間)

カレーに到着。船で過ごしたのは約2時間でした。ここからはバスでパリに向かいます。フランス入国手続きはドーバーで済んでいるので、特に何か聞かれることもありません。

 

6:00

パリに到着!Bercy駅に着きます。朝日を見つつ、セーヌ川沿いにノートルダム大聖堂まで歩きます。

f:id:en97:20181030070501j:plain朝のセーヌ川

 

f:id:en97:20181030070502j:plainノートルダム大聖堂

 

f:id:en97:20181030070647j:plainモスク(Grande Mosquée de Paris)

 

f:id:en97:20181030070509j:plain映画・アメリに出てくる運河(Canal Saint-Martin)

 

f:id:en97:20181030073630j:plainマーケット。どこの街でも、この雰囲気が良い。

 

f:id:en97:20181030073621j:plain凱旋門

 

f:id:en97:20181030070512j:plainエッフェル塔

 

f:id:en97:20181030070524j:plain夕方のセーヌ川

 

f:id:en97:20181030070526j:plain夜のセーヌ川


満喫しているうちにすっかり暗くなりました。ロンドンへ帰る時間。

 

22:00

バス発着所のBercy駅へ。

 

23:00

パリを出発!行きと逆の経路でロンドンへ戻ります。

 

土曜 2:00

カレーに到着。

フランス出国&イギリス入国手続きです。パスポートはもちろん、お持ちの方はBRPなどの滞在許可証も忘れずに!

さすが入国に厳しいイギリス。『留学?どこの大学?いつからいつまで?専攻は?なんで?』などなど、留学を始めるときにヒースロー空港から入国したときと同じく、たくさん聞かれました。笑

 

3:00

カレー出発!

 

4:00(以下イギリス時間)

ドーバー到着!ここでも、入国手続きなどは既に済んでいます。

 

7:00

ロンドン、Victoria Stationに到着!楽しい旅でした。

 

バス&船旅のオススメポイント

  1. なんといっても、安い!片道£12でフランスへ。
  2. 朝から晩まで楽しめる!パリを1日中満喫することができます。
  3. 船でドーバー海峡を渡れる!対岸が見えてきたときは感動。

 

注意点

  1. 睡眠が細切れに。バス→船→バスの間は、毎回起きていなければいけません。
  2. 船にはベッド等はありません。寝る場合は、ソファや椅子で寝ます。
  3. 早朝・深夜の集合・解散になります。安全には気をつけて。

 

ぜひ、夜行バス・船をつかってパリへ!

 

 

 

ロンドン留学 1か月の生活費

ロンドンでの留学生活も2か月を過ぎました。

これから留学を考えている方への参考に、また節約のためにも、1か月目と2か月目の生活費をそれぞれ記録してみました!

 

  • 1か月目(8/23~9/22)

合計:47,093円
食費:18,050円
交通費:5,159円
生活必需品:17,926円
交際費:5,958円 

 

  • 2か月目(9/23~10/22)

合計:46,544円
食費:16,984円
交通費:5,392円
生活必需品:13,875円
交際費:10,293円

 

詳細を見ていきます。

 

食費:18,050円・16,984円(1か月目・2か月目)

1日当たり600円ほどでしょうか。 朝晩は基本自炊しています。TESCOやSainsbury’s が安くて品ぞろえもよく、いつも利用するスーパーマーケットです。

昼食は、フリーミールを食べています。ハレ・クリシュナというヒンドゥー系の団体が、毎日SOASで昼食を配ってくれているのです!ドネーションはしていますが、めちゃくちゃ節約になります。

 

f:id:en97:20181025010306j:plain

SOAS構内でフリーミールに並ぶ学生たち。無料とあって大人気。お昼どきには、何十メートルもの列ができています。

 

交通費:5,159円・5,392円(1か月目・2か月目)

ロンドンの地下鉄(undergound/tube)はとても高いです。 ロンドン中心部から同心円状にzone1, 2, 3・・・と遠くなるにつれ運賃も高くなるのですが、zone1内の移動だけでも4.9ポンド(730円くらい)します。高すぎ! Oyster CardというICOCA的なものを使うと、zone1移動は2.4ポンド(360円)まで値引きされるので、Oyster Cardを必ず使っていますが、それでも高い! そこで、ロンドンに来てからは、30~40分くらいの距離なら健康と観光のためにも歩いて移動しています。街歩き、楽しい!

 

生活必需品:17,926円、13,875円(1か月目、2か月目)

 布団、枕、調理器具、服、洗濯など。 留学を始めたばかりなので、布団や枕などの出費がありました。生活必需品の項目は、これからはもっと減らせそうです。

 

交際費:5,958円、10,293円(1か月目、2か月目) 

友人との観光や外食の費用。ロンドンで外食しようとすると、お昼でも10ポンド(1,500円弱)はかかります。友人が増えるにつれ、2か月目は必然的に外食の機会も増えました。楽しみつつ、浪費はしないようにしたいものです。

 

まとめ

ロンドン留学の1か月目、2か月目の生活費はそれぞれ47,093円46,544円でした(家賃光熱費除く)。

 今月以降も節約して、大きな変動があればブログに記したいと思います!